エネルギーと心地よさを見える化させるプレゼンツール
VISUAL ECO (ビシュアル エコ)
■ プログラムの目的
住まい手に対し、住まいのエネルギー性能や快適性の事を分かりやすく説明することは大切です。家づくりの計画を進めていく初期の段階で温熱環境の重要性を感じてもらえれば、省エネ性や快適性を向上させるために必要なイニシャルコストに理解を得やすくなります。
エネルギー性能は、事業主基準などでは一次エネルギー(GJ)で評価されますが、その数値を見ただけでどれくらいのエネルギーを使っているのかイメージが掴める住まい手はほとんどいないでしょう。また、快適性は普段は感覚として捉えているものなので、数値の表現だけでは伝わりづらいものがあります。「室内温度20℃」と聞いてその状況をイメージできる住まい手も少ないのではないでしょうか。
本プログラムは、うまく伝えることが難しい住まいのエネルギー性能と快適性について、身近でイメージしやすい今現在住んでいる建物と比較することで、提案する建物の住み心地を住まい手に伝えるプレゼンシートを作成することを目的としています。
■ プログラムで出来ること
簡単な入力で、計画中の住宅の室内温度グラフ、体感温度、年間エネルギー消費量をお客様にお見せできるプレゼンシートが作成できます。
また、計画中の住宅の快適性を分かりやすく伝える為に、今現在のお住まいと比較して視覚的に伝えられる表現となっています。
■ プログラムの概要
下記の内容を選択・入力することで、下図の様な内容が表示されます。
今の住まい・・・地域区分、住戸の種類と位置、暖冷房方式、給湯方式、通風・節湯等の有無 など
計画住戸・・・地域区分、建物方位、Q値(1.0~9.0の範囲で7区分の選択)μ値(3区分の選択)、パッシブ要件、暖冷房方式、給湯方式、通風・節湯等の有無 など
こちらより入力マニュアルをご覧いただけます。
ファイル 247-8.pdf
■ 対象範囲
地域 ・・・ Ⅳa 地域 及び Ⅳb 地域
家族人数・・・ 1~6人
建物構造・・・ 今の住まい:木造戸建、RC集合住宅、木造アパート
計画住戸:木造2階建
■ シミュレーションモデル
『VISUAL ECO』は快適性を一般の方により伝えやすくするために、
今の住まいと計画中の住まいの温熱環境の違いを視覚的に比較できるのが特徴です。
具体的には、今の住まいとして代表的な18モデルと、計画住宅の性能別102モデルから
入力内容にあったモデルを選定して、視覚的に比較できるように表現しています。
モデルは下表の様な様々なケースを想定しています。
■ 算出根拠
エネルギー性能は「住宅事業建築主の判断基準」の一次エネルギー消費量に基づき、
家族人数や床面積などで実態に近い結果が出るように補正を行っています。
快適性の温度算出には非定常熱負荷計算プログラム「SMASH for Windows」を使用し、
気象条件はそれぞれの地域の代表点(Ⅳa地域:宇都宮、Ⅳb地域:岡山)の
拡張アメダス気象データを使用しています。
■ 動作環境
OS : Windows 7、Windows Vista、Windows XP、Mac OS X 10.6・10.7・10.8
ブラウザ: InternetExplorer8.0 以降、Google Chrome、Safari(注意事項あり)
その他 : USB ポート 1口以上
詳しくはこちらのPC操作マニュアルを必ずご確認ください。
ファイル 247-7.pdf
なお、USBメモリにてお届けし、そのUSBメモリを差し込んだパソコンのみで
プログラムを使用することが出来ます。
また、入力内容はCookieを利用し一時的にパソコン本体に保存されますが、
内容を変更されると元の内容は残りませんので、
必要な結果は印刷するかPDF等にて出力し保管してください。
■ 価格
会員価格 25,000円
一般価格 50,000円
■ 操作体験用デモ版
操作内容を体験していただけるデモ版を用意いたしました。
※入力できる内容は一部制限されています。
■ 購入方法
こちらよりお申込み下さい。
事務局より購入手続きをメールにてお送りいたします。